高瀬が病院で診断された病名は3つ、①下顎前突症・②開咬症・③非対称症 です。
①下顎前突症(かがくぜんとつしょう) 下あごが上あごより前に突き出している状態(いわゆる、受け口)です。
②開咬症(かいこうしょう) 奥歯を噛んでも前歯側の上下の間に隙間があり、前歯が閉じない状態(=オープンバイト)です。 ※高瀬は奥歯を噛んだ状態で割り箸が半分程度ほど前歯の隙間に入っていました,,,。
③非対称症 (顔面非対称) 顎の骨の左右の成長バランスが違って、顔や噛み合わせが左右に歪んでいる状態です。
①は②の影響であまり見た目では分かりにくいが、症状としてあると言われました。
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上記の高瀬の疾病を治すための手術の方法は 2種類。
・LeFrot I型骨切り術+IVRO(下顎枝 垂直骨切り術)ー(A)
・LeFrot I型骨切り術+SSRO(下顎枝 矢状分割術)ー(B)
AかBの手術方法を事前に決めて、手術するとのこと。(執刀医に質問後、大体1〜2か月ぐらいで決めました)
ちなみに高瀬は、『LeFrot I型骨切り術+IVRO』を選択しました。(理由は 半年後の除去手術が嫌だったから)
IVRO・SSRO それぞれにメリット・デメリットがあるので執刀医から言われた事を書いていきます。
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・IVRO(下顎枝 垂直骨切り術)ー(A)
※耳の付け根の少し前、指2,3本辺り付近を垂直に切る手術方法
《メリット》
・プレートやピンなどの装置で顎を固定する必要がない。(SSROー(B)は吸収されない装置を使い固定する。)
・顎の神経の損傷のリスクが少ない。(限りなく0%に近い)
《デメリット》
・術後のダウンタイム(顎関節固定期間)が長い。
・プレート等の装置で固定しないため、ゴム掛け(上顎にボルトを埋込む)を30日〜50日程度、食事・歯磨き以外 常にする。
・SSRO(下顎枝 矢状分割術)ー(B)
※下顎の奥歯の後ろ付近を切る手術方法
《メリット》
・顎関節の固定期間が短い。
・顎の“後戻り”が少ない。
《デメリット》
・顎の神経の損傷リスクが(IVROに比べて)やや高い。
・(手術で目視できる部分が深く、狭い関係で)予期せず異常骨折が起きる可能性がある。
・吸収されない装置(プレート等)を使用するのでSSROの術後約半年でプレートを取り除く手術が必要。
私は手術の内容を決定するために、
【手術1回でリハビリが大変なIVRO】【リハビリはそこまでだけど手術2回のSSRO】と(乱暴に)認識して決めました。
高瀬は(3歳頃に額を7針縫う怪我をして以降)外科手術が初めてだったので、手術=痛いもの であり
先ほども書いたのですが、1年間で2回も手術して2回も痛くて大変な思いをするのは無理。
また、神経の損傷リスクが相対的に低い。等の理由で判断しました。
全ての病院がどうかは分からないですが、高瀬が手術した病院では質問には答えるが術気を決めるのは
患者本人だったので、これから手術される方も後悔しないよう、よく考えて納得して決めて下さい。
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【余談】執刀医に質問したことまとめ・箇条書き
Q1:IVRO(下顎枝 垂直骨切り術)のリハビリの内容を具体的に知りたい。
A1:プレートで顎関節を固定していないから、不安定な状態。
手術で完成ではなく、手術+リハビリで完成する。
口を開けて閉じてを繰り返す。
最低でも、50回×7セットを、食前・食後・寝る前の3回する。
Q2:なぜ、SSRO(下顎枝 矢状分割術)だと骨接合材は吸収性はできないのか
プレート除去の手術をしたくない。納得するために理由を聞きたい。
A2:強度の問題と調節しにくい、位置決めの精密後の関係で吸収性は使わない。
Q3:手術後に鼻が広がる可能性はあるのか
最大どのくらい広がるのか・今までの患者は最大どのくらい広がったか
A3:個人差がある。大体最大2㎜広がる。手術中には糸で締めるので、2〜3㎜程度
Q4:(整形外科手術の別の病院の患者をネットで見た。)
手術後、鼻が広がらないように鼻の周りを包帯で巻いていた。固定?していたが、それは可能か
A4:手術後鼻が広がらないように固定するのはやぶさかではない。
Q5:LeFrot I型骨切り術は何を治すために必要なのか
A5:顎のガミー(ガミースマイル・笑顔の時に上の歯茎が目立つ状態)
Q6:LeFrot I型骨切り術をするなら骨接合材は必要なのか
A6:止めないとだめ
Q7:LeFrot I型骨切り術の装置は非吸収性なのか吸収性なのか
A7:吸収性です
Q8:前回の会話で下顎枝垂直骨切り術より下顎枝矢状分割術を強く勧められたが、それはなぜなのか
A8:強く勧めたつもりはない

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